無事に到着すると、雨も降ってなくてテント設営はスムーズ。気をよくしてバームクーヘン作りに挑戦するも、焼き重ねた最後の一巻きが「ボトッ」と落下、そのまま炭の餌食に。炭火の香ばしさだけが残るという切ない結末。
夜になると案の定、雨が降り出し、タープの隙間からポタポタ水滴。犬も人も「まあこれもキャンプだよね」と苦笑いしながら夜を過ごした。
20250814(木)2日目の朝はどんより曇り空。お隣の遊園地へ向かうと、昨晩の雨のせいで休止中のアトラクションがちらほら。「雨め…」と恨み節をつぶやく。
気を取り直してドッグランへ。すると貸切状態!うちの犬はスイッチが入ったように全力疾走、飼い主そっちのけで爆走しまくり。
最後に挑戦した水上アスレチックでは、子どもが見事に池へドボン。全身びしょ濡れで震える姿に「修行か!?」と突っ込みながら、そのままお風呂に直行。
サイトへ戻ると昨日はスカスカだったのに、今日は満員御礼。やはり天気予報マジック…キャンプ場も株式市場並みに変動が激しいのだった。
20250815(金)最終日は、晴れて富士山がのぞいた。雨にも追われずのんびり撤収。周りのサイトはテントはあるがガラガラで、どうやら皆さん遊園地に行ったらしい。我が家は優雅にコーヒーをすすりつつ、ゆる〜く片づけ完了。
帰りのサービスエリアでも「最後にもうひとっ走り!」とドッグランへ放牧するも、地面が熱々で犬が「アチチッ!」と小ジャンプ連発。結局すぐ撤収というオチに。車に乗せたら即お昼寝モード。
人間も渋滞知らずの快適ドライブ。無事に帰宅した瞬間、犬はマイベッドへ直行。キャンプの余韻もそこそこに、いつもの日常にすっかり溶け込む我が家であった。
そんな感じです。